当サイトは惑星アルケディウスを舞台にしたSF組織抗争サイトです。

 
 惑星アルケディウスでは四つの組織がそれぞれの目的や思想の為に抗争を繰り広げています。
 登録していただくPCには、銀河連邦帝国革命軍宇宙海賊の四組織いずれかに所属し、
 セフィロアーマーと呼ばれる特殊武装を身に着けて戦っていただきます。
 もちろん戦闘ばかりではなく、アルケディウスを舞台にした様々なドラマを楽しんでいただければ幸いです。


◎惑星アルケディウスの風土と生活◎

アルケディウスに四季はありません、一年を通して同じような気候が続きます。
但し地域差はあります。各地域の天候説明を参照してください。
(チャットルームによって、天候が固定されている場合と天候CGIに準じる場合がありますのでご注意!)

アルケディウスの自転周期は48時間ですが、人々は地球と同様に1日を24時間として生活しているので、
1日ごとに昼(デイタイム)と夜(ナイトタイム)が入れ替わるという感覚で過ごしています。
本サイトでは朝6時を日没、日の出と設定します。(例えば1日がデイタイムならば2日AM6時に日没します)

※当サイトは原則リアルタイム制です。ROM禁での持ち越しロール以外、時間軸を変えてのロールは回さないでください。

アルケディウスには地球から持ち込まれた家畜や愛玩動物、
食料となる穀物、果物、野菜、観賞用の草花のほかに原生の動植物が存在します。
中には危険な生物も存在しているようです。(ランダムなどで出会うこともあるでしょう)

アルケディウスの夜空には月も見ることが出来ます。アヴァロンという衛星です。
その地表にドーム都市を持ち、永世中立衛星として独立性を保つアヴァロンですが、
地表から見るその月光や満ち欠けにはやはり風情を感じられることでしょう。

 永世中立衛星アヴァロン
アヴァロンへ行くには、宇宙船で乗りつける以外にも、宇宙港都市ザナドゥと首都アーケイディアに
設置された4Dゲートという転移装置から瞬間移動する方法があります。(4Dゲート利用および入星は無料)
アヴァロンは戦闘禁止区域です。武器の持込は出来ません。
通常武器、セフィロアーマーのブレスレットなどはアヴァロンの入星管理局ですべて預ける形になります。
当然、アヴァロンからアルケディウスに戻る場合はすべての武器が返却されます。
ただし、プロフに関しては書き換える必要はありません。
プロフに武器が記載されていても、アヴァロンにいる間はすべて管理局に預けていると見なされます。

※帝国騎士が軍服でアヴァロンに行った際も、軍服に付帯しているサーベルは預ける形になります。


通貨単位
アルケディウスの通貨単位はJEM(ジェム)です。縮めてJとも表記します。1J=1円です。


移動手段

一般的な交通機関として、大気圏内外を飛行可能な小型〜中型の宇宙艦船が存在します。
また鉄道、車、バイクなども存在しています。
車やバイクをPCが所持することは可能ですが、その際プロフには大まかな特徴を記載してください。

 アルケディウスには現代の地球の自動車メーカーやオートバイメーカーは存在しません。
   決して実在の車種などを記載しないで下さい。

服装
私服は各組織、基本的に自由です。中世のヨーロッパのような格好や、現代の服装、
あるいはSF的なレザーやエナメルのボディースーツなどを着ていても奇異の目で見られることはありません。
とはいえ、土地柄によってはそれを良しとしない場合もあります。
例えば帝国の人間がアルケディウス城内を現代的な格好で歩いていたりしたら、よく思われないでしょう。
しかし帝国騎士も、アヴァロンやザナドゥに行くときなどは現代的な服装をしていてもおかしくありません。
連邦軍人と帝国騎士は、任務中は基本的にセフィロアーマーか軍服です。
ですが敵の支配地域に隠密に潜入する場合など、軍服を着ないこともあります。

 
和服や日本刀は禁止です。世界観維持の為、東洋系アイテムは極力登場させないでください。

食生活
連邦側は近代的洋食、帝国側は中世的洋食がメインで、革命軍や宇宙海賊もそのどちらかか両方になります。
和食や中華は存在しないわけではありませんが、現代日本人が「イタリアン」や「フレンチ」を食べに行くように、
「オリエンタル」というジャンルの飲食店に行けば食べられるもので、決して日常食ではありません。
ですので、連邦や帝国の士官食堂でちらし寿司やラーメンや沢庵漬けが出ることはありません。



◎惑星アルケディウスの技術◎

医療システム
この世界の医療システムは非常に優れ、医療ポッドの中に入れば一晩で回復することが出来ます。
この医療ポッドは各組織が所有しており、軽症であれば一晩で跡形もなく完治してしまえます。
瀕死の重症の場合には、同様に一晩で完治はしますが、2〜3日程度「弱体化」という後遺症が残ります。

「弱体化」=身体能力全般が、男性は女性並に、女性は子供並に低下する。自覚症状としてはなんとなくだるくて身体が重い感じ。

※医療ポッドの中にいるロールは必要ありません。
  怪我をしたその後、医療ポッドに入ったということで翌日には怪我が治っていて構いません。
  ただし、拉致などされて、敵方が治療を施さなかった場合はその限りではありません。
  ただ当サイトは死亡禁止ですので、そのせいで死亡してしまったというロールは回す事は出来ません。
  拉致した側も死にそうな敵には治療してあげてください。

※医療ポッドは切断などの重度の傷も治すことが出来ます。ただし、数週間程度の期間に受けた傷のみ治療可能です。
  これは、捕虜となっている期間に医療ポッドに入れないことによって、傷が回復しなくなってしまうという事態を避けることと、
  古傷などを持っているPC様がそれを治癒しないことへの矛盾を解決するための設定となっております。

4D空間制御システム
4Dとは、FOUR DIMENSIONS(フォー・ディメンジョンズ)の略称。
簡潔に説明するならば、一時的に人や物を四次元空間に格納し、指定の座標に解放する技術です。
連邦の軍事開発によって発見され、今や世界中でこの応用技術が利用されています。
宇宙船でワープする(4D航法、4Dドライブ)、艦載機や乗員を収容する(4D収容)、
セフィロアーマーをブレスレットに格納する(4D格納)、4Dゲートで瞬間移動(4D転移)など、その用途は実に多様。
通信にも応用され、宇宙基準となっている4D回線は一億光年の距離間でもタイムラグが生じません。

エデニウムの精製と活用
エデニウム」とは学名および俗称であり、連邦公式名称では「エデン精神感応鉱」とされています。
アルケディウス各地で産出される鉱石で、人間の精神と感応するという特殊な性質に注目され、
現在は主にセフィロアーマーの稼働に欠かせない物質として利用されています。
しかしエネルギー増幅に多大な効果を持つこのエデニウムの軍事価値は非常に高く、
兵器に応用するための研究が今も各所で進められ、原石は高値で取引されています。
ちなみにエデニウムの原石はまだらの入った暗緑色で、観賞用に精製すればそれなりに綺麗です。


◎惑星アルケディウスの歴史◎

別ページに歴史年表がまとめられていますが、ここでは現在のアルケディウスに関わる重要な事件等を紹介します。

シャンバラ時代
人類が地球からの移民を開始する前にすでに滅亡していた文明です。
文字は使用されていましたが、解読が不能なためにどのような文明かははっきりとは分かっていません。
地質学的に見て移民開始より1000年程前には滅亡していたようです。
シャンバラ遺跡はニライカナイ密林の奥にあります。
宮殿や寺院などと思われる建造物があり、地球で言うところのタイやインドネシアの寺院に似た様式や、
マヤ、インカなどのピラミッドのような様式が見られます。絵画や壁画、あるいは像のようなものは残っていません。

エデン村事件
エデニウムという名の由来ともなったのが、初めてエデニウムが発見されたエデン村です。
初めは装飾用であったエデニウムの軍事利用価値に気づいた帝国は、
大規模な採掘を行うためにエデン村の住人を強制的に立ち退かせ、充分な補償をしませんでした。
この事件をきっかけに、それまでの民衆の不満が爆発する形で各地に単発的な反乱が起こりました。

プロメテウス号事件

銀河連邦からの援助縮小に不満を持ち、帝国として独立宣言を果たした惑星アルケディウス。
宇宙で孤立した惑星が糧を得る手段の一つが、エデニウムの輸出でした。
その貴重なエデニウムを大量に積んだ輸送艦プロメテウス号がある日、宇宙海賊の襲撃を受けます。
乗組員の多くが死傷したこの惨劇の現場にただちに駆けつけ、救助を行ったのはなんと連邦の宇宙軍。
美談で締めくくられるかに思われた一幕でしたが、事件はそれで終わりませんでした。
この件を契機に連邦は、「危険な兵器ともなるエデニウムは我々連邦が厳重に管理すべき」という
大義名分を掲げてアルケディウス統治に乗り出し、これに反発した帝国と一触即発の情勢に陥ります。
こうしてプロメテウス号事件は現在の戦乱のきっかけとなり、帝国側ではこの事件を語るとき、
「連邦が宇宙海賊に情報をリークし意図的に襲撃を招いたのではないか」とすら囁き合っているようです。
連邦との小競り合いによって帝国の国庫が疲弊し、増税など民衆への圧政に繋がったため、
革命軍をはじめとする民衆は帝国への不満に加え、一連の元凶である宇宙海賊への憎悪も深めました。


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