【１】Ｗ装備について

■近接武器編

Ｗ装備とは、武器一覧でＷ装備可能となっている武器を二つ装備し使用する事です。
この場合、その二つを同時に発動する（刃を出現させる）事ができます。
Ｗソード、Ｗクローに限らず、ソードとクロー、タロンとアックスなど、
Ｗ装備可能武器同士であれば、違う種類での組み合わせも可能です。

逆に言うと、Ｗ装備不可の武器は他の武器と同時に発動させる事はできません。
例えば、ジャベリンとタロンを一緒に装備しておく事は可能ですが、同時使用はできません。
ジャベリン使用中にタロンを発動させればジャベリンの刃は消え、
ジャベリンを再び発動させればタロンの爪が消えます。
もちろん、ジャベリンだけでなくクレイモアやウィップでも同じです。
特にウィップは、片手武器ですがＷ装備不可となっていますのでご注意ください。

※Ｗ装備であっても、ペルセウスの二連射可能ルールと違い、１レス１攻撃という基本は変わりません。


■遠距離武器編

遠距離武器も、Ｗハンドガンやアームガンとランチャーなど、
Ｗ装備可能であれば種類を問わず二つの武器で同時射撃をする事ができます。

ライフル、スラッシャー、ボウガンの三種類はＷ装備不可武器です。
スラッシャーもウィップと同じく、片手武器ながらＷ装備不可となっています。
Ｗ装備不可武器を二丁装備する事は可能ですが、片方はあくまでも予備であり同時使用はできません。

近接のＷ装備がケルベロスのみ可能であるように、遠距離のＷ装備はペルセウスのみが可能です。
そしてペルセウスタイプには二連射可能という利点がありますが、この際に注意点があります。
敵Ａと敵Ｂに立て続けにライフルを二連射する、ハンドガンとアームガンでそれぞれ同時に撃つ、などは
二連射ルールを活かした無理のない攻撃ロールなのですが、ペルセウスには弾切れというものがあります。
敵Ａにライフルの残り一発を撃ち、スラッシャーを抜いて敵Ｂに放つとなれば、
先程の例と違ってそれなりの時間がかかるでしょう。
ペルセウスは二連射可能ですが、他タイプよりも多くの行動を取れるという意味ではありません。
武器の持ち替えを挟んでからの二発目は、お相手PCに阻止される場合もあるとお考え下さい。


【２】両手武器について

両手武器には、近接でジャベリンとクレイモア、遠距離でライフルとボウガンの四種類があります。
これらは、片手のみで持っていても一応は刃を出現させたり発砲する事ができます。
しかし両手で用いる事を前提に設計された大型武器ですので、
どんなに怪力でもどんなに手先が器用でも、片手では安定した攻撃や防御はできません。

近接攻撃用両手武器のジャベリンやクレイモアは、両手でしっかり構えることで初めて、
ソードやクロー等の片手武器に匹敵する攻撃の安定性を発揮することができます。
両手が必要な代わりに、互角の安定性の下で、武器の長さによる攻撃範囲の優位を得られるのが利点です。

遠距離攻撃用両手武器のライフルやボウガンは、片手ではまともに狙いを定める事すらできませんが、
両手でしっかりと構えれば、ハンドガンやアームガン等の片手武器を上回る命中精度を出すことができます。
両手が必要な代わりに、射程距離10mという平等な条件下で、命中精度での優位を得られるのが利点です。

［補足］ジャベリンについて
　ジャベリンの柄は、ライフルやハンドガンなどの遠距離武器本体と同程度の強度しかありません。
　柄の部分でセフィロアーマー専用武器の刃や弾丸を受け止めれば、破損してしまいます。
　尚、ジャベリンは収納時には三段スライド式で畳まれていますが、完全に伸ばさなければ使用できません。